今までいろんな人でタロットを
読ませていただきましたが
その経験の中でひとつ気づいたことがあったので
今回はそのことについて書いてみようかな
と思います
今までいろんな方にいろんなご相談を
聞かせていただいてきた中で
ある方達に共通して出たカードがあります
それはこのカード
0.愚者
何にも囚われず何からも自由
この人は自由でなんの迷いも悩みもなく
ともすれば何も考えずに自由に崖からダイブ
しそうです
ですが、ご相談者さん達の現状は皆
そうではありませんでした
みなさんそれぞれ相談内容こそ
当たり前に違いましたが
皆共通して過去に囚われて動けなくなってしまっていたのです
・別れた彼のことが忘れられない
・彼のお母さんから言われたひどい言葉が忘れられない
・別れた夫、死別した夫のことが忘れられない
と、全員過去におこった出来事に囚われ
過去に生きているような状況になっていたのです
いろんな状況における「別れ」というものは
その人本人にしかわからない
大変辛い体験であったと思います
相手に対する想いがあればあるほど
過去に留まり、そこから進めなくなってしまいます
ですがそこを0.愚者は言うのです
「でもあなたは自由だけど？」
どこにも属さず
何者でもなく
過去からも解放されて自由
これが0.愚者の世界観です
つまりこの世界観を通して
その視点で自分を見つめてみてはどうか？
ということなのです
大変辛く苦しい体験はされましたが
視点を少し変えてみることで
「ずっと過去に囚われて動けなかったんやなあ」
「よくよく考えたら私って今すごい自由やん」
「過去に生きるのはもうやめよう」
などなど
きっと気づくことができると思うのです
今ご相談者さん達がどんなふうになられたかは
わからないですが
一歩でも、いやたとえ半歩でも
進んでもらえてたらな
と思います
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